「あと少し資金があれば… 」
「あと少し人脈があれば… 」「あと少し… 」
まだ世の中に広く認知されていない新しい課題に取り組む人達は少なからずこのような悩みに直面しています。
私たち財団は社会に貢献できる技術やアイデアを持ちながら
スタートアップ段階でうまく開花できずにいる人達の強い情熱を形にするための活動を行います。
助成事業
強い情熱と社会的意義を持つ法人や個人に対して、事業を発展・継続させるうえで必要となる資金の一部を援助します。
表彰・コンクール事業
準備中
個人やNPO法人をも対象に解決しようとする社会的課題の将来性と用いられている技術やアイデアの独自性に重きを置いた製品等のコンクールを年1回実施します。
賛助事業
準備中
私たち財団が賛同できる事業趣旨を有する法人や個人に対して、ヒトやモノ、ノウハウなど資金以外の問題に対する相談にも様々な方法で力添えする活動を行います。
宣伝・広告事業
準備中
優れた事業を行う法人や個人の活動内容を広く紹介することで社会の認知と理解を深め、より多くの賛同者が集まる環境づくりのお手伝いをします。
設立にあたって(発起人ごあいさつ)
私の原点は学生時代の一冊の本「沈黙の春」です。あの時から考えると生活環境は随分と便利になりました。何もかも豊かになったという人もいます。でもそうじゃないという人もいます。私はどちらもそうだと思います。多分皆さんも両方の事を思っているのでしょう。今まで何が進んで、何が行き過ぎで、何がまだ出来ていないかを改めて問う時、既にこの思いにはせた多くの人々の足跡が見えました。
私たちも遅ればせながら、それらをたどりつつも方向の選択は違わぬ様、皆さまのお知恵を借りながらついて行こうと非営利法人を発足いたしました。
小さな歩みですが将来にも残るものにできれば幸甚です。
イノベ―シスト評議員
近久 順彦(ちかひさ まさひこ)
1946年大阪府出身。多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業のち、㈱日立製作所中央研究所内デザイン研究所に勤務、家電製品をデザインする。父の病により退社、㈱近久に転籍。石油化学製品の販売に従事し、1994年同社代表取締役に就任。2020年1月同社退社。
概要
名称 | 公益財団法人 イノベーシスト |
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設立 | 2021年4月 |
役員 | 代表評議員 前田弘 代表理事 吉田さつき |
目的 | 新しいビジネスを立ち上げようとする団体・個人への助成を通じ、大阪府の発展に寄与する |
イノベーシストは大阪府の認定を受けた公益財団です。
公益財団法人イノベーシストは2022年3月に大阪府の公益認定を受け、大阪府で活動する皆様のための公益活動を行っています。
協賛・寄付していただける企業、個人様を募集中
公益財団法人イノベーシストは協賛や寄付していただける企業や個人を募集しております。
ご興味のある方は イノベーシスト事務局までご連絡ください。
私は、IHI社を去る前、上司にロケット開発だけでなく小型飛行機の開発を進言するも一蹴に付されました。その後、自分のやりたいことを再考するに、たとえ2~3人乗りのプロペラ式の軽飛行機の開発であっても、多大な資金及び年月を要することから、個人では無理だと断念せざるを得ませんでした。その代わりとして、他人の技術開発の一助となるべく開発の成果である発明の特許化支援のために身を置きたいと思い、特許事務所を開設して今日に至ります。ここに更に、技術開発のみならず、サービス等の広い分野の新規開発に対して“直接”に支援するためには助成金を給付することが有効であるとの思いに至りました。
イノベ―シスト代表評議員
前田 弘(まえだ ひろし)
京都大学航空工学科及び同大学院での4年間、宇宙船の大気圏再突入時に発生するプリカーサー現象の検証実験を行う。その関係でIHI社に入社し国産衛星ロケットの開発に携わるも、ロケット自体が消耗品であることの空しさから転職を決め、弁理士資格を得て特許事務所を設立する。以後40年余り所長として事務所を運営する。